陸前高田市について
岩手県陸前高田市は、岩手県の南に位置する宮城県との県境にある人口約2万人の街です。 震災前は、沿岸部に約2kmに渡り、砂浜と約7万本の松による防潮林があり、陸前高田を代表する『高田松原』が広がっておりました。海と山に囲まれた土地柄ならではの、美味しい海の幸また山の幸が豊かな街でした。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、市街地は壊滅的な被害を受けました。 防潮林として活躍してきた松林も流されてしまい、現在は奇跡的に一本だけ大津波に耐えた『奇跡の一本松』がシンボルとして残されております。沿岸は防潮堤の工事、市街地は埋め立てられ嵩上げ工事が行われており、市街地にあった商店や居住地は高台を中心に拡散しましたが、営業を再開された店舗や新しい商店街もでき、前向きな方々が多い街です。

陸前高田応縁隊について
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって壊滅的な津波被害を受けた岩手県陸前高田市。 直後は物資支援等の緊急支援を行っておりましたが、都内で陸前高田市に縁のある方や応援している方との交流会を開催し、離れていても陸前高田市の為に何かをしたいというお気持ちの方が多くいることを知り、2012年2月から陸前高田市の物産展を首都圏を中心に開始しました。 それぞれ普段は仕事や生活があるなかで、知識や経験のない全くの手探りの状況から始めた物産展でしたが、陸前高田市の為に何かをしたい、関わり続けたいという強い想いのある方々が自然と集まり、これまで多くのボランティアのみなさまに支えられながら活動を続けております。 2015年には開催数も100回を超え、都心にいながらできる遠方地域への応援活動として、ボランティアの皆様と一緒に歩めていければと願っております。
